絶対マネしたい!模範的米国株ガチホおじさんロナルド・リードについて!!

 

 
キャシー
今回は模範的米国株ガチホおじさんとして有名な「ロナルド・リード」を取り上げていくよ!
 
ブルーム
どんな投資スタイルや特徴があるのかな?
 
キャシー
かなり独特な特徴を持っていて、これから米国株を始める方にとってマネしたいと思えるスタイルをとっているよ。一緒に見ていこう!

今回は模範的米国株ガチホレジェンドおじさん「ロナルド・リード」を取り上げていきます。

 

概要

時間が無い方向けの概要は以下のとおりです。

 

  1. ロナルドリードの表の顔は一般的な下流~中流層の男性。
  2. 生活は質素倹約そのもの。
  3. 投資手法は超長期ガチホ一択。配当再投資+長生きでがっつり複利を享受。
  4. ポートフォリオは堅実そのもの。
  5. ガチホができた秘密はコレ!?

ロナルド・リードって誰?

さて、まずはロナルドリードの生涯を簡単に見ていきます。ロナルドリードは1921年にアメリカのバーモンド州で生まれました。1940年に高校を卒業し、第二次世界大戦中は、北アフリカ、イタリア、太平洋戦域に従軍しました。大戦から帰国後、女性と結婚し、ガソリンスタンドで25年勤務し定年を迎えたたあと、1997年までJCPenneyの店舗で清掃員として働きました。彼が働いている間、自身の給料が日本円で30万円を超えた時は一度もなかったそうです。

 

こう見るとどこにでもいる一般男性の経歴に思えますね。

 

ロナルド・リードはどんな生活を送っていた?

彼の生活は非常に質素で倹約に努めていました。ロナルド・リードは、古くて安い車に乗り、古いコートは安全ピンで留めていました。外食もあまりせず、病院のカフェで安い朝食をとる程度でした。

 

極めつけは弁護士を訪ねる時、パーキングメーターに小銭を入れずに済むように、かなり離れたところに車を止めて、必要以上に歩いたと言われています。

 

彼はレクリエーションにもお金をかけず、ゴルフや旅行の費用を払う代わりに、薪割りを楽しみ、暖房費も節約しました。また、本を買いすぎないように、地元の図書館を利用しました。


必ずしも彼のように、身の丈に合わない生活をする必要はありませんが、質素倹約を心がけ、収入よりも支出を少なくすることで、有意義な財産を築くことができることを教えてくれます。

ロナルド・リードの投資スタイルは?

 

次にロナルドリードの投資手法を見ていきましょう。

 

ズバリ彼の投資手法では優良配当株を超長期投資配当再投資分散を効かせたポートフォリオが注目点となります。


ロナルドリードはウォーレン・バフェット同様、優良株を超長期保有する投資手法を採用していました。配当再投資を積極的に行い、質素倹約に努め、長生きすることで複利の恩恵を最大限に受けることができました。彼は配当再投資をするにあたり、鉄道、公益事業、銀行、ヘルスケア、電気通信、消費財などの高配当銘柄を好んで購入していました。そのため、テクノロジーやイノベーションに賭けるような銘柄には投資せず堅実な投資先を選定していたと言えます。

 

また、彼は一極集中投資をせず、多くのセクター、多くの企業を含む多様なポートフォリオを構成していました。この多様化により、彼はリスクを広く分散させることができました。リーマン・ブラザーズなどの株の破綻でさえ、彼のリターンにわずかな影響しか与えませんでした。

 

ロナルド・リードのポートフォリオは?

 

実際にロナルドリードのポートフォリオを見ていきましょう。長年の保有株の中には、プロクター・アンド・ギャンブル(PG)、JPモルガン・チェース(JPM)、ゼネラル・エレクトリック(GE)、ダウ・ケミカル(DOW)といった優良銘柄が含まれていました。亡くなった時には、J.M.スマッカー、CVSヘルス、ジョンソン・エンド・ジョンソンの株も大量に保有し横綱ポートフォリオを構成していました。

 

長期投資の一例として、1959年1月13日にパシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社が挙げられます。1959年1月13日から2014年まで超長期保有し、39株、2,380ドルで購入したものが株式分割を経て死亡時には10,735ドルの価値まであがりました。

ロナルドリードが超長期保有できた理由(仮説)とは?

 

ズバリ理由とは、持ち株を売るには大変手間がかかったからホールドできたのではないかというものです。

 

当時株は株式証書として紙面で保管されていました。これを売却するためには彼は車で銀行に行き、紙の証書を貸金庫から取り出し、証券会社の口座があるオフィスまで車で行かなければなりませんでした。その時だけ、販売が可能となるため、現在PCでポチポチすることで売れることと比べ、だいぶ手間がかかることがわかります。

 

ホールド力を高め、ガチホするためにはご自身の投資環境を見直し、売りにくくすることが必要になるかもしれませんね。
管理人のマイルールは証券口座を見るのは月に2回までと決めています。

まとめ

 

最後、まとめとなりますがロナルドリード氏の成功は、次の重要な要素によるものと考えられます。

 

  1. 質素倹約を心がけ、身の丈にあった生活をすること。
  2. 競争優位性を持つ企業に投資し、 売らずに何十年も辛抱強くホールドすること。
  3. 配当再投資を続けること。
  4. 売りにくい縛りを作り、ホールド力を高めること。

 

この要素により、小額の投資を多額の配当を生み出すキャッシュマシンに変えることに成功しました。

 

彼は、魅力的なバリュエーションで質の高い配当成長企業を見極め、辛抱強く配当金を再投資し、主に銘柄の分散されたポートフォリオを維持することによって、これを達成することができたのです。これらは、すべての投資家が利益を得ることができる教訓であると考えます。

 

レジェンド投資家ロナルドリードの紹介は以上となります。
次回もお付き合いいただけますと幸いです。

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